はがき歌

昨日、はがき歌全国コンテストの表彰式がありました。

はがき歌とは短歌形式で相手に思いを伝えること

今年は全国から9000点以上の応募があったそうです。

その中で私が気に入った作品

審査員特別賞を取った男子中学生の歌

  母へ

『我がままを絶えず言ってる僕ですが只今僕は脱皮の途中』

佳作の50代の女性の歌

  夫へ

『おいおいと誰でも彼でも呼ぶけれど家族の名前はおいじゃない』

短歌といえば堅苦しいような気がするけれど

くすりと笑えるいい歌です。

そして今年は被災地への、被災地からの思いを込めた歌も

いっぱいありました。

特別部門の希望大賞を取った岩手の女性の歌

  近所のお母さんへ

『この間、タマゴを3ついただいて、本当に本当に助かった。』

希望賞の女子中学生の歌

  被災者の方へ

『中3の今のわたしにできること節電募金笑顔の配布』

被災地の方の歌は胸がしめつけられる歌が多かったです。

私も俳句か短歌、作れたらいいなぁ(^_^;)

おみやげに『松山鮓』をもらいました。

まだ学生だった夏目漱石正岡子規の家に遊びに来た時

出されたばらずしが美味しくて、ひとつぶも残さず食べたと言われてます。


この表彰式があった会場は『子規記念博物館』

この街の伝統文化や文学について

特に正岡子規をテーマに展示してある施設です。

子供達は課外授業などで行くけど、私は初めてでした。

10日の日http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20120311の時に見られなかった

愚陀仏庵の1階部分が再現されていました。

こんな部屋で正岡子規夏目漱石が仲間たちと一緒に

俳句や短歌を作ってたんですね(^O^)