宝厳寺火災

道後のお寺『宝厳寺』が火事で焼失しました。

http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20130320

http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20130407

国の重要文化財に指定されている『木造一遍上人立像』も焼けてしまったみたい


 道後温泉そばの宝厳寺松山市道後湯月町)で10日、本堂などが全焼した火災。正岡子規夏目漱石も訪れた名刹(めいさつ)で、重要文化財の木造一遍上人立像が焼損した可能性が高く、温泉街の観光業者は「街の宝を失った」と肩を落とした。

 「本堂が火に包まれ、高さ30メートルの火柱が立っていた」。出火から約15分後の同日午後2時半頃、寺に駆けつけた道後商店街振興組合理事長で喫茶店を営む三好隆さんは、驚いた表情で語った。

 寺は、時宗の開祖・一遍上人の生誕地とされ、重文の像は室町時代の作とされる。近くに住む松崎正さん(81)は「道後観光の目玉の一つだったのに」とうなだれた。松崎さんによると、長岡隆祥住職(80)は出火直後、本堂へ入ろうとしたが、一帯は黒煙が立ちこめて入るのは無理だったという。

 住民らによると、本堂は普段、鍵がかかっており、参拝者が本堂から煙が出ているのに気付いたらしい。長岡住職は「像を運び出せなくて無念だが、民家が焼けなかっただけでもよかった」と気丈に振る舞っていたという。

 子規は、漱石道後温泉本館で入浴した帰りに宝厳寺を訪れ、山門に腰かけて句を詠んだと書き残している。境内には子規の「色里や 十歩はなれて 秋の風」の句碑が立つ。

(2013年8月11日 読売新聞)

今年になって2度も行ったお寺がなくなってしまったとは

残念というか、寂しいというか・・・