文化財めぐりAコース

今年度初めての文化財めぐり『自然に親しむ』

ダムがある山まで上がってまだその奥

『両新田神社のツバキ』

県内第一の大きなヤブツバキ

根回りは5mで高さは10m枝張りは約14mで、

周囲の枝がやや垂れ下がり優れた樹形をしている。

ちょうど今が花盛りで見頃です。


次に『三本杉』

元々3本だった杉のうちの2本が大きくなるに連れて1株になったのだろう

幹の周りは12mと8mで高さ55mと50m

樹齢360年と推定される最大級の杉です。


次に『西法寺の薄墨桜』

残念ながらもう花は残ってない

ヤマザクラ系の八重咲きの花で白に微紅をおびる上品な花

http://ww7.enjoy.ne.jp/~ma-morimoto/sakura20.htm


お昼は前にも何度か行った湯築城址』


そして先月行った大宝寺http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20130310

うば桜はもちろん葉桜になってます。

根回り2.8m樹高5mの彼岸桜のなかまです。

http://ww7.enjoy.ne.jp/~ma-morimoto/sakura1.htm

今日はご住職がいらして本堂の中に入って説明を聞くことが出来ました。

本堂が国宝で3体の仏像が国の重要文化財に指定されてます。

うば桜伝説

角木長者伝説とも呼ばれる。その昔、この地に角木長者と呼ばれる豪族がいた。彼は子宝に恵まれなかった。薬師如来に祈りを捧げたところ娘が生まれた。娘の名を「露」と名付けた。露には「お袖」という名の乳母を雇い大切に育てた。お袖の乳の出が悪くなり、再び薬師如来に祈ると乳が出るようになった。そこで、お礼にお堂を建立した。これが大宝寺の始まりという。
露は15歳になった時に重病にかかった。お袖は自分の命と引き替えに露を助けて欲しいと薬師如来に祈った。すると露の病気は平癒した。その祝いの席でお袖は病に倒れた。お薬師様との約束と言って、お袖は薬も飲まず治療を拒み、とうとう亡くなった。亡くなる直前に「お薬師様へのお礼に桜の木を植えて下さい。」と言い残した。長者は約束どおりお堂の前に桜の木を植えた。その桜は枝が伸びないうちから幹に2〜3輪の花が咲いた。その花はお袖の乳房のような形で、母乳のような色であったという。その後、母乳の出が悪い女性が参拝に訪れるようになった。
この話は明治時代、小泉八雲によって英語に訳された。また、『怪談』にも納められている。


最後は『二之丸史跡庭園』

お城の下の方、二の丸にある庭園です。

この井戸からコインが見つかったことで出来たのが

ミュージカル『誓いのコイン』です。

http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20120104


自然に親しむってことで市指定の天然記念物の桜や椿を

めぐるコースになってました。

せっかくなら桜が咲いてる時に行きたかったなぁ

去年度は参加費は500円だったのに今回から1000円になりました。

まぁ、500円じゃ安すぎるよね

そのせいかいつもは希望者が多くて抽選になるのに

定員割れしてたんだって  

来月の文化財めぐりは去年行ったとこだからどうしようかな