文化財めぐりHコース

昨日の文化財めぐりは『中島の文化財』コース

今回は一人で参加です(^^ゞ

中島は松山の沖合10キロに位置する忽那諸島の中で1番大きな島です。

島四国88か所http://d.hatena.ne.jp/purinnohaha/20120415

の時に行った睦月島のまだ向こうにあります。

フェリーに乗って中島へ

港を出るとすぐにある島『四十島』別名『ターナー島』

夏目漱石が小説『坊っちゃん』でターナーの絵のようだと書いている。

バスに乗って島を1週グルッと回りました。

解説の先生はこの島の中学校の校長先生だった人です。

まずは瀧神社にある『忽那義範公表中碑』

南北朝時代に一貫して南朝方の立場を堅持し、

後醍醐天皇の皇子懐良親王が九州へ下る途中3年にわたって保護し守った人です。

次に『宇和間港建設碑』

200年ほど前村を上げて自力で港を作った19人の村役の名前が刻まれている。

次は『長隆寺』

このお寺には有形文化財五輪塔

弥勒の鐘

25年毎に開帳される千手観音像や古文書などの文化財があります。

お昼ごはんの後は『忽那島八幡神宮樹叢』

千年を超えるくすの木や北方系や南方系の植物が一所に自生している

次に『文中の板碑』

(板碑とは鎌倉時代前期に関東地方から全国に広まった石造りの供養塔の一種で、1枚の石に梵字、仏像、年月日などが刻まれたものです)

これには南朝の年号『文中元年』と刻まれている。

南朝の年号の板碑が残っているのは大変珍しいことらしい

そして真福寺

このお寺には北朝の年号(貞治)を刻んだ板碑がある。

当時のこの島は南北朝の板挟みになっていたのかも

境内に四国88カ所の砂を敷いたお砂踏みがあったのでみんなでおまいり

1分で88カ所まいりができる。

本堂に入ってお坊さんのお話

手に持ってるのは『懸仏(かけぼとけ)』、壁や柱に掛けて拝んでいた

最後に天満神社へは行かずに

秋山好古が書いた忠魂碑


この島も過疎化が進み、島に3っつあった小学校が統合されたそうです

中学校はこの島にしかないので周りの島の子達は寮に入ってます。

友達の娘さんがこの春までこの島の高校に通っていました。

毎日港まで送り迎えしてフェリーで通学

大変だったろうなぁ

でも海が綺麗でトライアスロンで有名ないい島です  


この前からテレビの『鉄腕ダッシュ』という番組で

無人島を開拓してダッシュ島をつくる企画が始まりました。

あの島は実はこの島の近くにある島だそうです。

(島の名前は書きません)  

TOKIOの皆さんがこんなに近くで頑張ってるんだなと

鉄腕ダッシュを観るのが楽しみになりました。